広島は甲子園で阪神に1―2で敗れ、2連敗となりました。阪神先発・大竹耕太郎に五回まで完全投球を許し、六回に勝田成の遊撃内野安打で初めて走者を出したものの、七回まで2安打無得点。八回に相手失策を足掛かりに代打・秋山翔吾の内野ゴロで1点を返しましたが、追いつけませんでした。新井貴浩監督は、捉えた打球も野手の正面に飛んだとして、相手投手の出来を評価しました。
大竹の球速だけでなく、緩急、制球、打者の狙いを外す投球術に対応できなかったことが大きな要因です。広島は好球を待つ意識が慎重さにつながり、早いカウントで主導権を握る攻撃ができませんでした。少ない好機を得点に結びつけるため、狙い球と打席内の判断をチームで共有する必要があります。
零封を免れ、終盤に1点差まで迫ったことは次戦への材料です。勝田が完全投球を止め、代打の秋山が得点につながる打球を放った点も、限られた機会で役割を果たそうとする姿勢として捉えられます。
「相手の出来が良かった」ことだけで打線の課題が解消されるわけではありません。一方、正面を突く打球もあり、結果だけで全打席の内容が悪かったと断定するのも適切ではありません。
大竹のような緩急型左腕への対策、初球からの積極性と見極めのバランス、得点圏での代打起用が注目されます。
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