広島は9月12日のDeNA戦に2―7で敗れ、3位との差が8.5ゲームに広がった。先発の栗林良吏は5回4失点、打線は4安打に抑えられたが、八回に佐藤啓介が中越えへ4号2ランを放った。デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は、この一打と佐々木泰の安打を取り上げ、2人を近い将来の中軸候補として期待した。
安仁屋氏は、佐藤が簡単ではない内角低めの変化球をバックスクリーンへ運んだ力を評価する一方、九回の守備では送球をカバーしきれなかった点を今後の課題とした。佐々木については、近頃は引っ張る打球が増え、投球に力負けしない力が付き始めたと分析。さらに、八回を三者凡退、2奪三振に抑えた大瀬良大地の球の伸びと躍動感にも注目している。
チーム状況が苦しくても、佐藤と佐々木という若い打者が同じ試合で長所を見せたことは明るい材料だ。大瀬良も短いイニングで新しい価値を示しており、来季の戦力配置に選択肢が生まれる。
「将来の中軸」は評論家の期待であり、定着が保証されたわけではない。守備力、対左投手、長いシーズンでの安定性を確認する必要がある。大瀬良の今後の役割も記事時点では決まっていない。
若手2人が継続して強い打球を出せるか、守備の課題を減らせるかが焦点だ。大瀬良についても短い回での球速と回復状態、来季を見据えた起用法を見守りたい。
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