広島は9月14日のヤクルト戦(神宮)を3―0で制し、連敗を3で止めました。先発の玉村昇悟は5回1/3を5安打無失点に抑え、5月21日以来116日ぶりとなる今季2勝目。最大の山場は2点リードの四回2死満塁で、赤羽にファウルで粘られながらも、12球目の内角スライダーで見逃し三振を奪いました。六回1死三塁では大瀬良大地の救援を受け、走者を返されず白星につなげています。
玉村の投球を支えたのは、低めへの意識と緩急、そして長い打席でも根負けしない粘りでした。満塁での12球勝負を制したことは、単なる一つのアウト以上に試合の流れを守る意味がありました。一方で本人は六回途中で降板した点を課題に挙げており、先発として長い回を任されるための改善意欲も示しています。
苦しい期間を経て得た白星だけに、結果と内容の両方が今後への足掛かりになります。若い先発がピンチで踏ん張り、ベテランが救う形もチーム全体の好材料です。
今回も六回を完了できず、球数や走者を背負った際の安定感には課題が残りました。一試合の好投だけで完全復調と判断するのは早く、次回以降も同じ投球を続けられるかが重要です。
緩急と低めへの制球を維持しながら投球回を伸ばせるか、救援陣の負担を減らす先発へ成長できるかに注目です。
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