約1カ月ぶりに1軍先発へ戻った森下暢仁は、DeNA戦で7回5安打2失点と好投しました。筒香のソロと度会の適時二塁打で2点を失い、打線の援護が1点だったため敗戦投手となりましたが、デイリースポーツ評論家の横山竜士氏は、直球の力強さと変化球の切れから「復調を強く印象づける内容」と評価しています。
五回まではソロ本塁打の1失点で、直球を軸にチェンジアップとカーブを生かし、打者に狙いを絞らせませんでした。一方、横山氏が挙げた課題は走者を背負った後。セットポジションでは球質や制球がわずかに変わり、六回には犠打で進塁を許した後に決勝打を浴びています。バントを簡単に成功させない配球の工夫も必要との分析です。
七回無死二、三塁を無失点で切り抜けた点は、再調整の成果と粘り強さを示す大きな材料です。球威だけで押すのではなく、緩急を使った森下らしい投球が戻っており、この水準を継続できれば本人の白星だけでなく、チームが接戦をものにする土台になります。
評論は一試合を基にした技術的な見立てであり、セットポジション時の変化が恒常的な問題かは今後の登板で確認が必要です。決勝打は打者にうまく対応された面もあり、失点を配球や投手だけの責任に単純化できません。また、好投が続いても打線の援護がなければチームの勝利には直結しません。
走者を置いた場面でも直球の強さと制球を保てるか、犠打を含め相手の進塁策へバッテリーでどう対応するかが焦点です。次回以降も七回前後まで安定して投げ、打線が早い回から援護できるかを併せて見たいところです。
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