マツダスタジアムで今季、ブルペンの完全室内化とエアコン設置、ベンチ冷房の強化、練習後の水風呂など暑熱対策が進められています。チームも守備練習を先に行って屋外へ出る回数を減らし、ネッククーラーやアイススラリーを活用。昨季7、8月の本拠地成績10勝13敗2分けに対し、今季は記事時点で9勝8敗です。
単に練習量を減らすのではなく、順序や場所を変えて必要な練習を確保しながら熱負荷を抑える設計です。救援投手は登板前に体力を失わずに済み、選手は15~20度に設定した水風呂などで深部体温を下げています。設備、トレーナーの知見、現場運用を組み合わせた継続的なコンディション管理が中心です。
酷暑を根性だけで乗り切るのではなく、科学的な冷却と施設改善に投資している点は前向きです。8月は屋外23試合、うち17試合が本拠地という厳しい日程だけに、小さな負担軽減の積み重ねが終盤の集中力や故障予防につながる可能性があります。
本拠地成績の改善を暑熱対策だけの効果と断定はできません。対戦相手、選手の状態、日程、偶然の振れなど複数要因があり、紹介された施策ごとの効果量も記事では測定されていません。また冷却方法は選手ごとの体調に合わせた管理が必要です。
残る本拠地9試合で終盤の守備・走塁・救援投手の質を維持できるか、選手の疲労や故障が抑えられるかが注目です。来季以降もデータを蓄積し、練習設計と設備を改善できるかにも期待したいところです。
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