9月1日の中日戦で、広島の大盛穂が0―0の七回2死一塁から右翼線へ先制の適時三塁打を放ちました。カウント3―1と打者有利にしたうえで、大野雄大の直球を思い切って振り抜いた一打です。広島はこの回に一挙5点を奪って5―1で勝利し、大盛の一打が決勝打になりました。大盛は初回にも右前打を放ち、出場5試合、16打席ぶりの安打から複数安打につなげています。
結果だけでなく、無理に早いカウントで仕掛けず有利な状況を作った打席内容が重要です。好投を続けていた床田寛樹に白星を付けたいという思いも語っており、投打のつながりが見えた場面でした。大野に2024年8月以来の黒星を付けたことからも、均衡を破る一打の価値は小さくありません。
大盛の走力に長打が加われば、相手守備への圧力はさらに高まります。安打が止まっていた時期を越え、同じ試合で2本を記録できた点は、終盤戦へ向けた復調のきっかけとして期待できます。
一試合の複数安打だけで打撃状態が完全に戻ったとは断定できません。また、打球方向や相手守備の位置も三塁打という結果に影響します。今後も同様に打者有利のカウントを作れるかを見る必要があります。
大盛が外角球への対応と積極性を継続し、出塁や得点への貢献を積み重ねられるかが焦点です。上位進出を争う中で、機動力だけでなく勝負どころの打撃でも存在感を示せるか注目されます。
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