広島は巨人に3対2で競り勝ち、同一カード3連敗を回避するとともに、8月のビジター7試合目で初勝利を挙げました。新井監督は、状態の良い秋山翔吾を5番に置き、相手先発・小笠原に対する左右別のデータも踏まえて打線を組成。秋山が適時打と決勝犠飛で応えました。
この起用は単なる打順変更ではなく、走者を置いた場面で秋山に回す狙いがありました。左投手に左打者を多く並べる一見意外な選択も、実際の対戦データを優先した判断です。2試合連続無得点だった打線が接戦で3点を奪い、狙いと結果が結び付きました。
経験だけでなく直近の状態とデータを組み合わせ、勝負どころに適任者を配置できたことは終盤戦への好材料です。秋山の復調が本物なら、坂倉ら主軸の後ろで得点を完結できる可能性が高まります。
1試合の成功だけで打順の正解が証明されたわけではありません。3得点はいずれも接戦の中で生まれ、長打力や継続的な得点力の課題が解消したとは言い切れません。また、左右別データは標本数や当日の状態にも左右されます。
秋山の5番起用を継続するか、相手投手ごとのデータ活用が次戦以降も機能するか、そして好機で複数得点を奪える打線へつながるかに注目です。
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