改めて恐ろしい並び順ですよ。3番森下に4番サトテルに5番大山のドラ1トリオ。打率・本塁打・打点のセリーグ三冠王トップ2候補である森下とサトテルが続けて打席に入り、更に他チームなら余裕で4番の大山がその後に座る虎のクリンナップ。鯉の三連覇時代の丸・誠也・エルドとの比較でも5割増しの破壊力でしょうか。もはや抑える投球術など存在せず、打ち損じを祈るだけ、本質的・根本的な対処法としては「早くMLBに行って下さいませ」という世界(苦笑)。 試合を見ながら常に「次に森下に打席が回るのはいつか」とか「どういう場面でサトテルと対戦するのがベストか」みたいなことばかり考えていなければならないストレスフルな打線。初回はいきなり1番近本2番中野との対戦中に「どういう状況で3番4番に回すか」ばかりを気にしながら投げる先発投手。下位打線から始まるイニングも「あと何人ランナーを出すと3番森下に回ってしまうか」ばかりがチラチラと頭をよぎる。誰と対戦していても、投げている投手の意識の中心にあるのは常に森下&サトテルなのでございます。あぁ恐ろしや。 そんな象徴的な場面が8回表。5対2と3点もリードした状況で8番元山から始まる下位打線との対戦ですからね、普通であれば投球に少し余裕のあるイニングの筈ですよ。が、しかし。見ている我々のような鯉党も、解説の山内さんも(笑)、ベンチにいるアライさんや菊地原コーチも、そしてもちろんマウンドにいる高太一も、考えていることは全員同じことですよ。「ランナーを2人出してしまったら3ランで同点になる場面で3番森下に打席が回る」とか「満塁で4番サトテルなら逆転満塁ホームランのシチュエーションかよ」とか、そんなことばかりが頭をよぎって参ります(苦笑)。 そして「頭に描いたその通りのシナリオ」に向かって順調に進んでいくマゾっ気たっぷりの高太一さん、25歳(笑)。先頭の元山がライト前ヒット、1死から1番近本にしぶとくレフト前ヒットでつながれる。あ〜あ。ランナー2人出してしもうたで(泣)。2番中野はショートゴロに打ち取りますが、まさに「逆・未来予想図」状態でホントに2死2.3塁で3番の森下まで回っちゃいました(苦笑)。3点もリードしているにもかかわらず、なんだかジ・エンド状態のような錯覚に陥る鯉党たち(苦笑)。 まぁまともに勝負出来ませんわ、特にこの3番森下とは。ここでリトル石原のいつもの「超弱気なリード」、もとい、とても「大人なリード」が展開されていきました。いやぁ痺れる対戦。高太一ご自慢の150キロ超のストレートを完全封印し全て変化球での勝負。空いている1塁ベースと4番サトテルを両睨みしながら、内側と外側、足元低目にスライダー、外側低目にフォークと事故の起きないボールゾーンに投げ込んで四球で歩かせます。で、2死満塁で4番サトテルさんでございます(泣)。ビジター席の黄色い虎党は既に大逆転のグランドスラムが出たかのようなお祭り騒ぎ状態(笑)。 3点リードの8回表2死満塁で4番サトテル。いやぁこれ以上ないですな、お盆休みの超満員マツダスタジアムで最高の野球エンターテイメントでございます(笑)。この場面でも超弱気な、いや「とても大人な」鯉バッテリーは3球続けて外角ギリギリから外に外れていくスライダーを選択。「この満塁の場面のサトテルはもう押し出し四球で歩かせて1点あげてもいい」かのような攻め方。2死満塁で2ボール1ストライク。そして運命の4球目。最後の最後で高太一が投じたのは同じ外角へのストレート150キロでございました。 結果はご存知の通り、足元を抜けたセンター前タイムリーかと思われた打球でしたが「サトテルシフト」で2塁ベースの真後ろで守っていたショート勝田の真正面へのゴロで3アウト。2.3塁で迎えた3番森下4番サトテルをゼロで凌いでベンチに戻る高太一。そりゃ笑顔も引き攣ってますわな。あそこでもう1球スライダーを続け少し中に入れていたら、それこそ左中間に逆転グラスラ弾をブチ込まれていた気がするのは小生だけでしょうか(笑)。紙一重の勝負でしたかね。まぁ自作自演のマッチポンプ劇場ながら最高のエンタメでしたよ、いやぁ大仕事でしたぜ、鯉バッテリー。9回を森浦がスイスイ三者凡退で抑えたのは8回に高太一が打順を繰ってくれた、この投球のおかげでしょうかね(笑)。 もとい。 すんません、8回の勝負があまりにも「面白い野球エンタメ」でしたのて長く書いちゃいましたが、金曜日の1戦目に続きナイスゲームでしたね。斉藤優汰にはもう1イニング投げて欲しかったというか見てみたかったですけどね、それこそ80球の球数を超える状態で6回表の「1番近本から始まり3番森下4番サトテルと対戦するイニング」をどうやって乗り切ったのか、もしくはまさに「逆・未来予想図」状態で、そのまま試合をぶち壊してしまったのか(苦笑)。見てみたかったですわ。 とはいえ、アライさんコメントじゃないですが、斉藤クンは投げるたびに「成長」を見せてくれていると思いますよ。初回に見事に森下に2ラン喰らいましたが、インコース攻めたいい球だったんですけどねまぁ丁寧に行き過ぎて球威がイマイチで森下に完璧に捉えられましたがアレはしょうがないですって。それでも2回からきっちり立て直した投球はまさに成長の跡というか「1軍登板での経験値」が着実に上がってきていると思いますよ。サード坂倉にエラーされて先頭の森下の出塁を許したイニングも、その後の怖いサトテルをピーゴロ併殺打に仕留めました。このプレーって何気に併殺を完成してましたが、斉藤くんが打球を捕球した後に右向き逆回転しちゃって変な体勢で送球しかけたのですが、グッと落ち着いて2塁へ送球。あれってよく大暴投の悪送球をやらかしちゃうパターンですのでここも成長の跡かなと思います。味方エラーの後も落ち着いたクールな所作でした(笑)。 もとい。 打線の方はまさに「グッバイ、大竹さんよ!」とばかりに、初回から「かつての天敵」の大竹さんを打ち込んで4回3失点できっちりとマウンドから降ろしてさしあげました(笑)。このところ鯉相手に負け続けてますから球児カントクもそろそろ鯉にぶつけるのおやめ下さいませ(苦笑)。初回の小園・菊地の連打、3回の菊地ツーベースからの坂倉どん詰まりタイムリーと続きましたが、初戦に続いて何げに菊地先輩の若々しい働きっぷりが素晴らしいですな。夏場に元気な菊地&秋山のおっさん連中が頑張ってくれてます。堂林先輩の姿も見たいところです、そろそろ下から上げてくれや(笑)。 そして。 ファビアンの特大弾。 いやぁマツダスタジアムでのホームランであそこまで飛んだのは久々じゃないですかね。湯浅のストレート、内角低目を真っ芯で捉え振り抜いた打球がピンポン球のように弾け飛んで行きましたわな。実況していた深井アナの「初球を捉えたムーンショットが炸裂だぁ!」の絶叫がサイコーに気持ちよかったです(笑)。下からのカメラアングルの影響で、映像ではまるで場外ホームランのように映ってまして(高い防球ネットがあり超える筈はないけど)まさにJ Rの線路まで飛んだのかよと思いました(って、飛ぶわけないけど)。このところの鯉のモヤモヤを吹き飛ばしてくれたような清々しい打球。お盆休みに球場を訪れていた爺さんとお孫さんが二人揃って喜んでバンザイしている映像ショットもとても良かったですわ(涙)。 首位の虎さん相手にマツダスタジアムで連勝です。わかってますよ、最下位のスキャンダルまみれチームが、いまさら何やってんだって。いいんですよ。野球エンタメ万歳です。この弱小チームは開幕戦以来3連勝がないですって?いいじゃないのいいじゃないの。やっちゃりましょうや、虎さん相手に3タテ。球場に押しかけている優勝マジック点灯が近い虎党の皆さんを含め(笑)3万人の超満員の大観衆ですぞ。ガラガラ外野席の閑古鳥状態で静かに試合をやってる場合じゃありません。やっぱりプロ野球の興行はこうでなくっちゃいけませんて。観客席の熱量に負けない、熱い熱いエンターテイメントを見せて下さいな。 頼むぜ鯉諸君よ。 ↓クリックお願いします。 にほんブログ村
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