7月22日の東京ドームでの巨人戦は、広島が7―2で勝利した。高卒4年目の斉藤優汰が先発し、走者を背負いながらも要所で直球とカットボールを内角へ投げ込み、プロ初勝利を挙げた。打線はモンテロと持丸泰輝の2者連続本塁打で逆転し、その後も中押し、ダメ押し点を加えた。二塁には勝田成が先発し、終盤は菊池涼介が守備固めに入った。前日の11失点大敗から攻守ともに立て直した試合となった。
最も多かったのは、斉藤が二軍で積み重ねた時間を経て初勝利をつかんだことへの祝福だった。以前より制球が良く、直球で押した後に変化球を使う組み立てや、ピンチでも腕を振れた点が評価された。二軍で組んできた持丸との北海道出身バッテリーを今後も見たいとの声も多い。勝田の守備範囲、菊池を休ませて終盤に起用した運用、若手が複数活躍した点を明るい材料と捉える見方も目立った。
一方で、5点差の終盤に森浦大輔を登板させたことには、勝利を確実にする調整登板と評価する意見と、夏場を考えれば救援陣の温存を優先すべきだという意見が分かれた。勝田は範囲の広さを見せたが、菊池との送球精度などを一試合で比較することはできない。斉藤も今回の好投だけでローテーション定着が決まったわけではなく、対戦が一巡した後の対応力は今後の確認事項となる。
斉藤には次回も持ち味の直球を軸にしつつ、球数、球速の維持、走者を置いた場面の再現性を確認したい。球宴休みを使って先発と救援を計画的に休ませ、8月の厳しい日程へ備えることも重要だ。若手を先発起用し、ベテランを終盤の要所で使う今回の形を、相手や選手の状態に応じて継続できるかが注目される。
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