横浜高・織田翔希がMLB挑戦を表明。ドラフト戦線への影響と公言・単独指名加速の気配

ドラフト戦線の最大の焦点として注目されていた横浜高校の織田翔希投手ですが、本日、NPBを経由しないMLB挑戦を表明しました。 ただ、いきなり「大リーグ契約ありき」というわけではなく、マイナーリーグでの育成契約や、アメリカの大学への進学という選択肢も含めて模索していくようです。今オフは制度的にも様々な変革が予想されるため、アメリカの大学進学というルートも現実的な選択肢に入ってくるのでしょう。 仙台大に在籍していた佐藤幻瑛幻投手の編入や、花巻東高から米大へ進学して現地でドラフト指名をつかんだ佐々木麟太郎選手の例など、これまでにないルートのパイプが急速に太くなってきました。この「トッププロスペクトの直メジャー・留学化」という流れに対する懸念や制度的課題については、ドラフトが終わったオフにでもじっくり論じたいと思います。 日本プロ野球を愛する一人としては非常に残念で寂しい気持ちもありますが、織田投手個人に対してはアメリカの過酷な環境でぜひ頑張ってほしいと願うばかりです。 ただし、今年のドラフト会議に対しては絶大な影響を及ぼします。 12球団による激しい競合が確実視されていたドラフト1位の目玉候補が、指名対象から1人消えたことを意味するからです。これにより、同じく1位候補の筆頭である青学大の渡部選手や鈴木投手らへの重複が一層増すことになるのか。 あるいは、他球団との競合回避を狙って「事前の1位指名公言による単独指名」へと踏み切る球団が増えるのか。 ドラフト本番までいよいよあと1週間。 織田投手の決断を引き金に、ここから各球団のドラフト戦略が大きく激動していきそうです。

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