5位に沈んだ広島は変われるか──来季ブレイク必至の若鯉たち

 広島東洋カープは今季、セ・リーグ5位と悔しい結果に終わった。2018年以来のリーグ優勝を目指す来季は、新たに台頭する選手が出てくることが必要不可欠だ。本稿では現チームの中で、来季のブレイクが期待される選手に注目していく。 辻大雅(21歳、投手)    辻は2022年ドラフトで育成3位として広島に入団。入団後2年間は今一つ結果を残せなかったが、今季は野村祐輔三軍コーチ兼アナリストのアドバイスもあり球速・制球力がアップ。7月末に待望の支配下昇格を果たすと、ブルペンの一角として16登板、防御率1.13、21奪三振(奪三振率11.81)を記録するなど爪痕を残した。   @media (min-width: 768px) { #sp-ad, .sp-ad { display: none; } }    球団は今秋から辻を先発挑戦させており、11月10日に行われた侍ジャパンとの練習試合では先発マウンドを任せている。結果自体は4回6失点だったが、今の実力や課題を認識する上では大いに収穫となったことは確実。ほろ苦い経験をしっかり糧にできれば、来季は先発ローテでの活躍も十分期待できそうだ。   高太一(24歳、投手)  2023年ドラフト2位の高は、プロ1年目の2024年はリリーフとしての1登板にとどまった。一方、今季は本職の先発として8試合に登板。プロ初勝利を含む3勝を挙げるなど飛躍の予兆を感じさせている。    先発ローテ定着を目指す来季に向け、今オフは球速やスタミナの強化を目指しており、秋季キャンプでも精力的な投げ込みを行っている。来春キャンプも含め、どこまで自分を追い込めるかがブレイクの可否を左右することになりそうだ。   佐々木泰(22歳、内野手)  22歳の佐々木は2024年ドラフト1位と、当初から大きな期待をかけられている内野手。プロ1年目の今季は54試合出場で打率は.271とまずまずだったが、本塁打はゼロと長打力には課題を残した。    こうした現状は新井貴浩監督も認識しているようで、今オフはウエートトレーニングなどで筋力増強を図るよう佐々木に助言しているという。監督のためにも、そして11月に結婚を発表した妻のためにも、来季はスケールアップした姿を見せたいところだ。   二俣翔一(23歳、内野手)    2020年ドラフト育成1位で22歳の二俣は、今季自身初の開幕スタメンを掴んだ。これを機に本格的にブレイクしていくかと思われたが、4月初旬の試合で自打球が顔面に直撃し負傷。マスクを装着して出場を続けるなど根性を見せたが、同月から7月頃まで打撃不振が続き出番も減っていった。    ただ、8月に.278(18打数5安打)と復調の兆しを見せると、9月も打率.333(6打数2安打)と出番は少ないながら結果を残した。今秋からはプロ入り時のポジションである捕手に再挑戦しているが、心機一転の来季は今季の悔しさを晴らしたいところだ。   【関連記事】 広島、2025年の戦力外通告 現役引退 自由契約 退団選手 移籍情報一覧 チームによっては主力級!? 広島、2025年現役ドラフト注目選手6人 ベースボールチャンネルでゲームが出来る! プレイするにはここをクリック 【了】

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