“甲子園のヒーロー”の現在地は? プロ入り後に明暗を分けた現役選手6人

“甲子園のヒーロー”の現在地は? プロ入り後に明暗を分けた現役選手6人

   夏の甲子園では、圧倒的な活躍で全国的な注目を集め、一躍スターとなる選手も少なくない。一方、高校時代の評価がそのままプロでの成功を保証するわけではなく、壁にぶつかる選手もいれば、移籍や転向を経て新たな居場所をつかむ選手もいる。今回は、聖地を沸かせた現役6選手のこれまでと現在地を紹介していく。[1/6ページ] 清原超えの6本塁打から8年…ようやく訪れた覚醒と新たな壁 中村奨成       ・投打:右投右打 ・身長/体重:181cm/89kg ・生年月日:1999年6月6日(27歳) ・経歴:広陵高 ・ドラフト:2017年ドラフト1位(広島)    広陵高では1年時から公式戦に出場し、正捕手として活躍。全国的な注目を集めたのが、3年夏に出場した2017年の甲子園だった。    中村は準決勝までに6本塁打を放ち、PL学園高時代の清原和博が持っていた1大会5本塁打の記録を更新。最終的に打率.679、6本塁打、17打点、19安打、43塁打をマークし、チームを準優勝へ導いた。    同年のドラフト会議で広島から1位指名を受けて入団。2021年に39試合出場で打率.283、2本塁打、5打点を記録したが、翌年以降は一軍で結果を残せず、2022年から2024年まで3年連続で打率1割台に終わった。        転機となったのが2025年だ。外野手として出場機会を増やし、自己最多の104試合出場で打率.282、9本塁打、33打点を記録。97安打、21二塁打も自己最多となり、プロ8年目で一軍戦力として存在感を示した。    しかし、2026年は前半戦終了時点で32試合出場、打率.181、0本塁打、0打点。前年の飛躍から一転して苦しいシーズンとなっており、再び外野の定位置争いに割って入れるかが注目される。 【次ページ】 881球の熱投で全国を魅了…手術を乗り越え新天地で復活  

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