広島の名原典彦外野手が8月30日のヤクルト戦で1番に入り、3安打1打点と活躍しました。初回は追い込まれてから右前打で出塁し、ファビアンの犠飛で先制のホームを踏みました。2回にはフォークを左前へ運ぶ適時打。チームは5対1で勝ち、3連敗を止めて9日ぶりに最下位を脱出しました。
前日の3三振を引きずらず、追い込まれても三振を恐れず振った修正力が結果につながりました。出塁、走塁、適時打という1番打者に求められる複数の仕事を果たした点が大きいです。5月に支配下登録された26歳が、限られた出場機会を次の起用につなげました。
勢いだけでなく、自分の失敗を受け入れて翌日に対応した過程は今後にも期待を持たせます。全力走塁で1点を取りにいく姿勢は、得点力に苦しむ打線の空気を変える要素になり得ます。
1試合の猛打賞だけでレギュラー定着を判断するのは早く、本人も左投手への入り方を課題に挙げています。相手投手や守備位置との相性もあり、継続性はこれからの検証が必要です。
右投手だけでなく左投手に対しても出塁できるか、追い込まれた後の対応を続けられるかが焦点です。1番で塁に出て中軸へつなぐ形が定着すれば、残り29試合の攻撃に新しい軸が生まれます。
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