広島東洋カープの名原典彦は24日、バンテリンドームで行われた中日ドラゴンズ戦に「1番・右翼」で先発出場。5回の守備でジャンピングキャッチを披露した。 広島が0‐3で追う5回裏、1死無走者で打席には3番のジェイソン・ボスラー。広島の先発・岡本駿が投じた2球目、139キロのツーシームをボスラーが高々と打ち上げた。 打球は右翼ポール際のファウルゾーンへ。これに対し、名原が懸命に打球を追う。タイミングを合わせてジャンプすると、フェンスにぶつかりながらもボールを落とさず、見事アウトにした。 背番号「121」のガッツあふれるプレーに、岡本もマウンドから拍手。このプレーで流れを引き寄せた広島は、続く6回に一挙5得点を奪い、そのまま5-3で逆転勝利を収めた。 広島は今カードを2勝1敗で勝ち越し。3カード連続勝ち越しとなり、チームも勢いに乗ってきた。 勝利に貢献した名原は、瀬戸内高で甲子園を経験した後に青森大を経て、2022年育成ドラフト1位で広島に入団。俊足を武器とする右投げ右打ちの外野手だ。 昨季は二軍で46試合に出場して打率.229、6盗塁。支配下を勝ち取れずに10月25日に戦力外通告を受けたが、11月23日に再契約。今季はファームで27試合に出場して8盗塁と、持ち味のスピードに磨きをかけてきた。 努力が実り、5月21日に念願の支配下登録。同22日の中日戦でデビューすると、いきなり4打数2安打1打点と活躍。さらに同23日の同カードも2安打、この日も2安打と、デビューから3試合連続のマルチ安打を達成した。 目にも止まらぬ活躍で躍動する名原は、広島のお家芸である「機動力野球」を復活させる象徴となるかもしれない。 【動画】 ライン際の魔術師!名原典彦のジャンピングキャッチ
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