広島の栗林良吏が8月11日のヤクルト戦に先発する。チームは5連敗中で、栗林には流れを止める役割が託された。今季はすでに4度チームの連敗を止めており、本人は先制点を与えず、粘って勝っている展開で救援陣へつなぐことが近道だと語った。10日にはマツダスタジアムで最終調整を行っている。
前回4日の巨人戦はチームが逆転勝ちした一方、栗林自身は初回に2四球から3ランを浴び、5回3失点だった。課題に挙げたのはカットボールの精度とストライク率で、登板前のブルペンでは同球種を多めに投げて修正した。ヤクルトには今季2試合で防御率0.69ながら0勝1敗と、内容と勝敗が一致していない。
課題が具体的で、登板までに修正へ取り組めていることは前向きな材料だ。防御率が示す通り、シーズン全体では失点を抑えており、連敗局面で結果を出してきた経験もある。先制点を防いで序盤を落ち着かせられれば、打線も追う展開から解放され、チーム全体のリズムを変えるきっかけになる。
「連敗ストッパー」という評価は過去の結果であり、今回の勝利を保証するものではない。相手との防御率が良くても援護、守備、救援の出来で勝敗は変わる。前回の四球と被弾が完全に修正されたかは実戦でなければ分からず、先制点を意識しすぎて慎重になり過ぎる可能性にも注意が必要だ。
初回の制球、カットボールでストライクを取れるか、走者を出した後の立て直しが焦点となる。ヤクルト打線の右左それぞれへの攻め方と、球数を抑えて何回まで投げられるかも重要だ。打線が早い段階で援護し、栗林から救援陣へリードを渡せるかまで見届けたい。
元記事: https://www.nikkansports.com/baseball/news/202608100000676.html
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