本当に紙一重の勝利でしたね。床田はカリステに一発を浴びるものの、8回途中まで投げて1失点で11勝目を挙げました。ほぼ1か月ぶりの勝ちとなり、前回に続いて2試合連続で試合を作りました。苦手な夏を何とか踏ん張ってくれていますが、まだまだ重要な試合が続きます。 8回途中からはハーンが登板しましたが、矢野の悪送球でピンチが拡大。昨日のミスを引きずっているように見えました。ただ、その後の謎のセーフティスクイズで助かりました。あれが普通にスクイズされていたらやられていたと思います。このあたりは堂林の猛チャージを含めて、得意の内野守備で差をつけました。 9回は栗林が登板。既に話題になっていますが、審判がひたすらおかしかったですね。石川に四球となった球がストライクっぽい。おそらくストライクかとは思いますが、際どいところといえば際どいところ。ただ、よくなかったのは次の村松の時のインコースに来た球が、四球かと思いきやストライク。あれは帳尻ストライクと言われてもおかしくないぐらいのボール球で、これをやったらいけません。これが四球だったら1、2塁でしたから、正直全く違った結果になっていたかもしれないです。広島側としても勝ちにケチをつけられるのは嫌ですからね。 私は審判のAI化には部分的に賛成の立場です。そういう議論が起きてもいいと思いますが、腰の重いNPBではどうせできないでしょうね。 打線は坂倉の逆転2点タイムリーが決勝点。明らかにオールスター明けから打撃が変わり、好調が続いています。前半戦は戦犯筆頭クラスでしたが、後半戦だけならMVPの活躍ですね。どうしても捕手としての重りがありますが、一塁起用でも得意の打撃で活躍してくれると大きいです。 巨人がなかなか負けてくれません。それはどうすることもできないので、うちは目の前の試合を勝っていくしかないですね。巨人はホームで倒せばいいだけです。