広島の新井貴浩監督が、鈴木健矢を次回も先発で起用する方針を明言した。鈴木は8月9日のDeNA戦で6回を投げ、2安打1失点と好投。勝利投手にはならなかったものの、先発として十分な内容を示し、指揮官は次は勝ちを付けたいという考えを示した。鈴木本人もまず休養を取り、次回登板へ準備すると話している。
鈴木は開幕からロングリリーフを中心に幅広い役割を担ってきたが、今回の登板で先発候補としての価値を改めて示した。2024年オフの現役ドラフトで日本ハムから移籍して2年目で、日本ハム時代の2023年には主に先発で6勝を挙げている。アンダースローの球筋は一般的な右腕と異なり、先発陣に変化を加えられる。
救援だけでなく先発でも試合をつくれる投手がいることは、連戦や故障者が出た時期の大きな支えになる。直近の6回2安打1失点を再現できれば、ブルペンの負担軽減にもつながる。移籍選手が新天地で役割を広げている点も、チーム内競争と戦力の底上げという意味で好材料だ。
好投は1試合の結果であり、先発として長期的に安定するかはまだ判断できない。救援から先発への移行では球数、登板間隔、相手打線が二巡目以降にどう対応するかが課題となる。次回の具体的な登板日や相手は記事時点で正式発表されておらず、ローテーション事情で変更される可能性もある。
次回登板で立ち上がりを安定させ、5回以降も制球と球威を保てるかに注目したい。左右打者への配球、走者を背負った場面での投球、援護を受けた後のイニング運びも評価材料になる。鈴木の定着が先発陣と救援陣の再編にどう影響するかも見どころだ。
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