9月10日のカープは、甲子園で予定されていた阪神戦が雨天中止となり、試合のない一日になりました。ただ、前夜の3―1勝利で見えた床田寛樹の安定感、中村奨成の打撃、森浦大輔の節目は確かな収穫です。中日の敗戦でチームは5位に浮上。残り試合と振替日程の負担を見据えつつ、11日からのDeNA2連戦へ気持ちを切り替えます。
新井監督は中村の強い打球と積極性を評価し、ファビアンが外れる場合の3番候補にも言及しました。佐藤啓介、名原典彦、勝田成らにも「定位置を取る」気持ちを求めており、終盤戦が若手の競争と来季への土台づくりにつながっています。床田の好投に加え、佐々木泰から菊池涼介へつないだ中継プレーなど、守備を含めた総合力で首位阪神に競り勝てたことも前向きな材料です。
雨天中止は休養になる一方、振替試合が詰まれば先発だけでなく救援陣にも負担がかかります。登板間隔の変更が必ず好結果につながるわけではなく、順位争いも他球団の結果に左右されます。また、広島出身で通算3085安打を残した張本勲さんの訃報も伝えられました。新井監督は「優しい大先輩」と悼み、教わったこととして「負けん気」を挙げています。心からご冥福をお祈りします。
まずはDeNAとの直接対決で、森下と栗林が再編後の登板にどう入るか。打線では中村の3番起用が続くか、若手が守備・走塁も含めて存在感を示せるかが焦点です。5位浮上は小さな一歩ですが、前夜の勝ち方を一過性にせず、一試合ずつCSへの可能性をつないでいきたいところです。
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