
9月22日のカープは、前日の大敗から一夜明け、マツダスタジアムで巨人に延長11回、2―1でサヨナラ勝ち。新井貴浩監督の来季続投が明らかになった日に、若手の一打と投手陣の粘りで連敗を止めた。順位の厳しさは変わらないが、最後まで戦う姿勢が形になった一日だった。
巨人戦は3回、佐藤啓介の適時打で先制。玉村昇悟は6回まで相手打線を2安打に抑え、7回途中1失点で試合を作った。同点後は救援陣が無失点でつなぎ、11回裏1死満塁、ドラフト3位ルーキーの勝田成が右翼への犠飛で決着。勝田は9回の好機では凡退していたが、次の機会を生かした。今季2度目のサヨナラ打となる。試合結果(安芸の者がゆく)/勝田の談話(日刊スポーツ)
球団の松田オーナーは新井監督の来季続投を明言した。就任5年目も指揮を託す一方、今季はすでに3年連続のBクラスが確定している。続投発表と今日の勝利を、立て直しへ向けた出発点として受け止めたい。続投報道(日刊スポーツ)
選手の入れ替えでは、2年目左腕の佐藤柳之介が今季初めて出場選手登録され、斉藤優汰が登録抹消となった。斉藤は前日の中日戦で5回5失点。佐藤柳之介が一軍でどんな役割を担うか、次の起用に注目が集まる。公示(安芸の者がゆく)
佐藤啓介が先制点を生み、勝田が最後の好機をものにした。玉村の好投に加え、救援陣が延長まで失点を防いだことも勝利の土台だ。新井監督は試合後、選手たちの働きと満員の球場からの声援に触れている。監督談話(安芸の者がゆく)
7回に追いつかれ、打線は9回の好機を逃して11回まで追加点を奪えなかった。接戦を勝ち切った価値は大きいが、得点機を早い回から生かせるかは残る課題。若手の一打だけで打線全体の改善を判断するのは早い。
巨人との次戦以降、先発が再び試合を作り、救援陣の無失点リレーを続けられるか。佐藤啓介と勝田が打席を重ねて結果を積み上げられるか、昇格した佐藤柳之介にどんな登板機会が巡るかを見たい。続投が決まった新井監督の下で、残り試合の戦い方も一戦ずつ確かめたい。
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