
神宮での今季関東最終戦は、カープが4点差をひっくり返してヤクルトに7―4で逆転勝ち。終盤の3連勝でシーズン4位を確定させました。若い打者が勝負どころで力を示し、救援陣も5回以降を無失点。来季へつながる粘り強さが見えた一日です。
先発の栗林良吏は4回4失点で降板しましたが、打線は5回に石原貴規の内野ゴロなどで2点を返しました。2―4の8回には佐々木泰が2点適時打を放って同点。佐々木はプロ初の1試合4安打を記録し、シーズン100安打まであと3本としました。
9回は四球などで好機を広げ、代打・林晃汰が右前へ決勝の2点適時打。今季14打席目での初安打が、順位を決める大きな一打になりました。さらに中村奨成の適時打で加点し、最後は森浦大輔が締めました。
投手陣は鈴木健矢が2回、髙太一が1回を無失点。8回を抑えた大瀬良大地が2試合連続の白星を挙げ、森浦は27セーブ目。大野豊氏を上回り、球団左腕のシーズン最多セーブを更新しました。
最大の収穫は、劣勢でも攻撃をつなぎ切ったことです。佐々木は4安打2打点、林は限られた出場機会で決勝打。中村奨も9回の追加点で勝利を確実にしました。新井監督は試合後、チームに少しずつ粘り強さが出てきたと振り返り、来季へつなげる考えを示しています。
栗林は4回に3ランを浴びるなど4失点。先発として次につながる登板とはならず、役割を含めた今後の整理が注目されます。また、常廣羽也斗は右肘頭骨棘障害の手術を受け、復帰時期は未定です。焦らず回復を待ちたいところです。
4日付の公示では森下暢仁、床田寛樹、佐藤柳之介の登録が抹消されました。報道が出ている選手の去就については、球団や本人から正式な発表があるまでは冷静に見守る必要があります。
残る公式戦では、佐々木の100安打到達、中村奨や林ら若い打者の内容、救援陣の安定感が焦点です。順位は4位で固まりましたが、今日見せた終盤の集中力を継続できるか。結果だけでなく、来季の戦い方につながる一つ一つのプレーを見届けたいところです。
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