
10月10日のカープは、若手が実戦で結果を残し、球団から秋の強化方針も示された一日でした。みやざきフェニックス・リーグでは投打の有望株が躍動。来季の巻き返しへ向けて、育成と競争が動き始めています。
フェニックス・リーグの四国アイランドリーグplus選抜戦は、広島が3―1で勝利し、通算2勝2敗としました。先発の佐藤柳之介は9回を5安打1失点、102球で完投。八回まで無失点を続け、最後までマウンドを守り切りました。
打線では「4番・一塁」の仲田侑仁が2本の二塁打を放ち、今リーグ4試合で二塁打5本と長打力をアピール。八回には「6番・三塁」の渡邉悠斗が左翼へ1号2ランを運び、勝利を決定づけました。渡邉は4試合で打率.333と好調です。育成ルーキーの岸本大希も前日まで3試合連続安打と二盗で存在感を示しています。
球団は日南秋季キャンプを11月5日から21日まで天福球場で、湯布院リハビリキャンプを11月17日から20日まで実施すると発表しました。参加メンバーは未定ですが、若手中心にフィジカル面を鍛える秋となります。
佐藤柳の完投は、先発候補の層を厚くするうえで大きな材料です。仲田と渡邉も、単打だけでなく長打で得点につなげました。シーズン終了後も実戦の中で課題に取り組み、数字として成果が出ている点は明るい話題です。
また、現役ドラフトで加入した辰見鴻之介は、自身の発信で「このチームで優勝したい」と来季への思いを表明。代走での盗塁記録や侍ジャパン選出につながった一年を土台に、次はより幅広い役割での貢献が期待されます。
新井貴浩監督は来季へ「原点回帰」を掲げ、ファンとともに笑えるシーズンを目指す考えを示しました。ただ、3年連続Bクラスからの立て直しには、秋の練習を一軍の勝利へどう結びつけるかが問われます。
ドラフト1位候補はスカウト会議で映像確認が進められたものの、公表は見送られ、最終決定は直前まで熟考する方針です。候補名や他球団の動向は流動的であり、現時点の報道を確定情報として受け取らない姿勢も必要です。
フェニックス・リーグは11日が試合なしで、12日から再開予定です。佐藤柳、仲田、渡邉、岸本らが今回の内容を継続できるかに注目。さらに、秋季キャンプの参加メンバー、ドラフト方針、球団が10月13日に予告している発表の正式な内容も、公式情報を待ちたいところです。
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