
10月14日のカープは、みやざきフェニックス・リーグで阪神に7―5で勝利。打線はラミレス、佐藤啓介の一発を含む7得点を挙げ、若手と育成選手が実戦で力を示しました。一方、一軍組では末包昇大が秋の課題を明確にし、来季へ向けた鍛錬をスタート。新ビジターユニホームの話題も加わり、再出発への動きが見える一日となりました。
フェニックス・リーグの阪神戦は、初回に持丸泰輝の犠飛で先制し、二回には渡邉悠斗の犠飛と西川篤夢の適時打で加点。三回にラミレスが特大本塁打、五回には佐藤啓介にも本塁打が飛び出しました。先発の斉藤優汰は7回113球で5失点。追いつかれた七回にラミレスの適時三塁打で勝ち越し、持丸も適時打で続いて7―5で競り勝ちました。
末包昇大は秋季練習を前に、筋力強化だけでなく打撃の確実性向上をテーマに掲げました。今季は二軍で筋量を3キロ増やし、終盤16試合で2本塁打。一方で速球への対応やバット軌道に課題を感じており、新井良太打撃コーチとスイングの形を詰める方針です。
また、来季から使う新ビジターユニホームが発表されました。赤を基調に紺色と、1970年代後半から80年代の黄金期を想起させる水色を配したデザインで、生地の伸縮性も向上。佐々木泰は「新しいカープ」として強いチームをつくる決意を示しています。
ラミレスは本塁打と勝ち越し三塁打で長打力を発揮し、支配下契約へ強いアピールとなりました。佐藤啓も前日のハヤテ戦で2安打を放った流れを保ち、この日は本塁打。打球角度の改善を課題に挙げる中、実戦で結果が続いている点は明るい材料です。黒原拓未も前日のハヤテ戦で1回無失点とし、今秋は計3回を無安打無失点。故障からの巻き返しへ、状態の良さを示しています。
斉藤は打線の援護を受けながら5失点し、リードを守り切れませんでした。長い回を投げた経験は価値がありますが、優位な展開での投球精度は次の確認点です。佐藤啓も一軍定着には打率だけでなく守備と走塁の底上げが必要。若手の好結果を一試合だけで評価せず、継続して内容を見ることが大切です。FAや監督人事を巡るファン発の記事は未確定情報が中心のため、今回のまとめでは事実として扱いません。
フェニックス・リーグでは、ラミレスの長打力、佐藤啓の打撃内容、斉藤の修正力を引き続き見たいところです。秋季練習では末包が速球への対応とスイング軌道をどう磨くか、黒原が登板を重ねても安定した球を続けられるかに注目。新ユニホームに込めた再出発の意思を、若手と中堅が日々の競争につなげられるかが来季への第一歩になります。
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