
10月16日のカープは、秋季練習で一軍定着を目指す選手たちが体づくりに取り組み、若手それぞれの来季への課題が見えた一日でした。フェニックス・リーグは休養日でしたが、前日の楽天戦で力投した齊藤汰直や、打撃改造に取り組む辰見鴻之介の成長材料も届いています。また、矢野雅哉、前川誠太に関する刑事手続きには一区切りがつきました。
中村奨成は、シーズンを通して戦える体をつくるため、秋季練習で上半身のウエートトレーニングに取り組みました。昨季は104試合に出場した一方、今季は開幕スタメンをつかみながら打撃状態が上がらず、58試合にとどまりました。昨秋は右足首手術の影響で十分な鍛錬ができなかっただけに、今秋は打撃とフィジカルを結びつけ、白紙の外野レギュラー争いに備えます。
チーム全体でも、新井貴浩監督が143試合を戦い抜く体づくりを重視。若手ら20人が参加する秋季練習では、3勤1休で部位を分け、動けなくなるまで追い込んだ後に休養を取る方針です。名原典彦ら今季一軍で台頭した選手にとっても、一年間戦力であり続ける土台を築く期間になります。
広島地検は、指定薬物を巡り書類送検されていた矢野雅哉、前川誠太の両選手を不起訴処分としました。理由は「送致事実を認定するに足りる十分な証拠がない」とされています。球団は今月、両選手に戦力外通告をしており、今回の処分は刑事手続き上の判断として、今後の進路とは分けて受け止める必要があります。
前日の楽天戦で齊藤汰直は8回120球、4安打4失点、10奪三振。初回に3点を失った後は16人連続でアウトを奪い、100球を超えても直球の平均147キロを保ちました。課題が明確でありながら、修正力とスタミナを示せた点は来季の先発争いへ好材料です。辰見も楽天戦で古巣相手に左前打を放ち、速球に対応するため変えたバット角度で早速結果を出しました。
中村奨成は2年続けてレギュラー定着に届かず、まずは好不調の波を小さくして一軍で完走できるかが問われます。齊藤汰も直近2登板で立ち上がりに失点しており、本人が語る力みをどう抑えるかが次の焦点です。厳しい筋力強化は必要ですが、選手ごとの体格や故障歴に合わせ、コンディションを崩さず継続する管理も欠かせません。
17日のフェニックス・リーグはオリックス戦。休養を挟んだ若鯉が、打撃のつながりと守備の精度をどう高めるかに注目です。一軍組では中村奨成、名原らが鍛えた体を打球速度や走力へ結びつけられるかがポイント。FA権を取得した床田寛樹、森下暢仁、坂倉将吾の去就はまだ決まっておらず、憶測ではなく球団と本人の正式発表を待ちたいところです。
次の試合も、気になる選手も。毎日のカープ情報をここから。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
| 広 | 神 | 中 | デ | ヤ | 巨 | ALL |
| ソ | オ | 西 | ロ | 楽 | 日 |