
ドラフト会議から一夜明け、指名選手の決意と現有選手の反応が相次いだ一日です。1位の山里宝は1年目から競争へ飛び込む姿勢を示し、2位の西野啓也、3位の野原元気、5位の光弘帆高も、それぞれの武器と目標を言葉にしました。新しい仲間を迎える側の佐々木泰も共闘を誓い、内野陣の競争は早くも熱を帯びています。
山里は22歳の誕生日を迎え、新井監督から求められた「1年目からガツガツ」という期待に応える考えを表明。大学日本代表の遊撃手として培った守備に加え、パンチ力のある打撃でも高いレベルを目指します。佐々木は大学時代に対戦した山里について、今度は仲間として戦えることを楽しみにしつつ、自身も力をつけてファンにいい姿を見せたいと話しました。
2位の西野は二塁送球1.8秒の強肩を持ち、今春の関西学生リーグでは打率3割4分8厘で首位打者。立命大の先輩・古田敦也氏を目標に、日本一の捕手を目指すと語っています。大学生捕手を2位以内で指名するのは球団では36年ぶりで、正捕手争いへの期待の大きさがうかがえます。
3位の野原は最速152キロの直球と複数の変化球が持ち味。高校時代の指名漏れを経て大学で力を伸ばし、将来は世界を代表する投手になるという大きな目標を掲げました。5位の光弘は明大で楽天・宗山塁の守備を間近で学び、派手さより確実性を武器に同じ遊撃手の山里との競争へ挑みます。
新人だけでなく、佐々木が「実力をつけてから引っ張る」と自覚を示したことも前向きな材料です。補強がそのまま既存選手への刺激となり、秋季練習の質を高める循環が期待されます。
フェニックス・リーグの巨人戦は雨天中止となりました。前日に左足へ自打球を受けて交代した辰見鴻之介については、練習時の姿を確認できなかったとの報道もありますが、別メニューの可能性もあり、状態は確定していません。推測を避け、球団発表や次戦の出場状況を待つ必要があります。
交渉権獲得から正式入団まで、契約や身体検査などの手続きが続きます。新人の評価を期待だけで膨らませず、プロで通用する武器をどう磨くかを見守りたいところです。内野、捕手、投手の各ポジションで始まる競争と、辰見の状態、雨で流れた若手の実戦機会がどう組み直されるかに注目です。
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