ヤラれた!と思いました。僅かに1点リードの8回裏。1死1.3塁で2番山本クンへの初球。ハーンが投じたストレートに山本クンがいきなりセフティスクイズを敢行でございます。山本クンがバットを寝かせた瞬間にうわマズい!と思わず口に出た小生、打球が転がった瞬間にうわぁヤラれた!と思いましたわ。あぁこれで同点に追いつかれ、床田の勝ちも消えて、9回裏にサヨナラ負けで、ナゴド3タテのお膳立ても完成かよというところまで、ト書きのようなものが一気に頭の中を流れていきましたわ(苦笑)。 が、しかし。 テレビ画面の中に突然フレームインして飛び込んできたヒーローがいるじゃありませんかい!セフティバントで転がる白球に猛然と前チャージをかけて捕球するとその勢いのままに美しく柔らかいトスをキャッチャー坂倉へ!ホームに突っ込んできた3塁ランナー福永クンがヘッスラで飛び込んでくるもタッチアウトじゃボケぇ!おっしゃぁ!渾身のガッツポーズじゃ!あれ?そういえば、今日のファーストって誰じゃったっけ? 我等が堂林翔太でございます。 いやぁ素晴らしいプレーでしたな。1塁にランナー居ましたので堂林先輩もファーストに着いておりましたからね、そこからの猛チャージでございます。当然スクイズのケアはしていたと思いますが、それにしても見事なチャージ&送球だったと思いますわ。因みにその前のプレーはショート矢野クンが難しい打球を処理するも1塁へ悪送球してしまいランナーを3塁へ進めてましたからね、ここでスクイズを決められて同点に追いつかれていたら矢野クンのエラーが連夜の敗因になっていたかもしれませんからね、矢野クンを救ったプレーでもありましたわな。 最後は2死1.3塁からハーン様が細川クンにクロスファイアーのストレート150キロで見逃し三振!でございます。このイニングの先頭をヒットで出した床田クンをスパッと88球で交代したアライ采配も冴えておりましたわな。いや「冴えていた」というか、そのアライ采配が崩れそうになったのを救ったのも、堂林先輩の猛チャージとハーン様の豪速球ストレートだったように思います。選手同士がお互いにカバーをして、更には選手がベンチ采配に応え、時には選手がベンチ采配の失敗を救っていく。そうやって「戦いながら強くなっていく」んですな(泣)。 攻撃の方は10安打しながらも得点は2点だけ。打線は相変わらずの湿り具合ですが、まぁこれぞ「ナゴドの試合です」という感じも満載のまさに「貧打戦」でしたかね(苦笑)。4回表に竜の先発小笠原クンを捉えます。先頭の秋山先輩がセンター前に綺麗に転がして出塁すると、無死1塁で2番中村奨成がなんとバスター!でございます。これが決まって三遊間を抜けて無死1.2塁。3番小園が送りバントで1死2.3塁として4番末包という流れるような展開。 因みに小園クンや。打席でガムを噛むのはやめんさいや。まぁリラックス効果があることは重々承知してますが、それ以前にオヌシには似合わないですって。というか、見ていて全然カッコよくないというかカッコ悪いです。そのうちレジェンド黒田さんに怒られますぞ。それこそベンチの裏で胸ぐらを掴まれて「イチローが打席でガムを噛んでたかよ?10年早ぇわ」と詰められまくるぞ(笑)。その前にやめときなさい。初回のサード横っ飛びダイブ!はナイスプレーでした。 もとい。 で、1死2.3塁で4番末包クンなるも小笠原クンに詰まらされてセンターフライに倒れます。いい流れで作ったこのチャンスをクリンナップであっさり潰してしまうのかと思われましたが、続く5番坂倉クンが見せてくれましたな。センター前に落とす2点タイムリーヒット。これも小笠原クンのストレートに差し込まれ気味でしたが、まさに「インサイドアウト」のお手本のような、内側からバットを出して振り抜くしぶとい打撃でした。小園がダメでも末包が、末包がダメでも坂倉が打つんじゃ!そんな風に鯉の三人衆が連動していけば真のクリンナップが完成していきますな。 ナゴドで3タテ食らうのかなぁと悲観しておりましたが、ドキドキハラハラというかヒリヒリとジリジリとするような試合でなんとか連敗を止めてくれました(笑)。そんな経験を積んでチームはまさに戦いながら強くなっていくのでしょうかね。見てるファンは胃が痛くなるような試合ばかりが続きそうですが、こうなったら最後まで見届けるしかありませんわな。まぁ鯉党というか、日頃から好んで鯉の試合を見ているような奇特なお方は、みんなどこかマゾ気質な方の集まりみたいなもんですからね。最後とことんまで参りましょうや(苦笑)。 ↓クリックお願いします。 にほんブログ村