由宇で行われた広島2軍とオリックスの試合で、故障離脱していた平川蓮と玉村昇悟が実戦復帰した。右手有鉤骨骨折から戻った平川は1番・中堅で先発し、第3打席に右翼へ安打。右足関節の捻挫で離脱していた玉村は6回から4イニングを投げ、被安打3、1失点だった。試合は7回に仲田侑仁の勝ち越し適時二塁打が出て、広島が逆転勝ち。試合後にはターノックもフリー打撃に登板した。
最大の収穫は、勝敗以上に複数の離脱選手が試合形式へ戻れたことだ。平川が安打を記録し、玉村が4回を投げ切った点は、次の段階へ進むための具体的な材料になる。仲田の勝負どころでの一打も、若手の競争という面で明るい要素だ。
終盤戦に向けて選手層が厚くなる可能性が見えた一日だった。復帰初戦で結果が出たことは本人たちの安心材料になり、1軍の選択肢を増やすことにもつながり得る。ターノックの登板も含め、リハビリ組が一歩ずつ進んでいる。
実戦復帰は完治や1軍復帰を意味しない。平川の打撃・守備時の患部の反応、玉村の球速や制球、登板翌日の状態などは記事だけでは分からない。1試合の結果で復調を断定せず、慎重な判断が必要だ。
平川が連戦や守備を問題なくこなせるか、玉村が登板間隔と球数を段階的に伸ばせるかが焦点。ターノックも実戦登板へ移れるかを見守りたい。
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