広島の玉村昇悟投手は、右足首の故障から復帰して2度目の先発となった29日のヤクルト戦で、4回を7安打3失点。チームは1―9で敗れ、玉村に5敗目がつきました。初回は打者に粘られて39球を要し、四球をきっかけに先制点を許しました。4回にも先頭打者を出した後、5安打を集められて2点を追加されました。
本人は少ない得点を争う展開を想定し、追加点を与えた責任を率直に受け止めています。前回22日の巨人戦と同様、四球と先頭打者の出塁が失点につながった点を課題に挙げ、相手打者を見ながらの配球と直球の威力向上を次戦への修正点としました。球数が増えたことで4回降板となり、救援陣の負担が大きくなったことも試合全体に影響しました。
復帰直後の段階で課題が具体化したことは、次回登板へ向けた材料になります。故障明けは結果だけでなく、登板後の状態を確認しながら球威と制球を戻す過程も重要です。責任を引き受けつつ改善点を言葉にできている点からは、立て直しへの意識がうかがえます。
敗戦を先発一人に帰すことはできません。打線は8四球を得ながら2安打1得点で、援護不足も大きな要因でした。また、記事だけでは球速、変化球の精度、足首の回復度までは判断できません。本人の反省がそのまま次戦の改善を保証するものでもありません。
次回は初回の球数、先頭打者への入り方、四球後の立て直しに注目です。直球の力が戻り、早いカウントでアウトを重ねられるか。登板間の足首の状態や起用間隔も含め、復帰後の上昇曲線を見守りたいところです。
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