【ポジション別分析】外野手も質・両ともに深刻な不足、「即戦力・大卒社会人」確保の緊急性

先日の捕手編に続き、今回は「外野手」の現状分析を行います。 まずは年齢構成表からです。 なお、基準年齢はすべて「来季4月1日時点」で表記しています(3月31日生まれの平川選手がギリギリ同世代枠に入る計算です)。23歳: 平川 蓮26歳: 久保 修、名原 典彦、中村 貴浩27歳: 中村 奨成29歳: ファビアン30歳: 末包 昇大、大盛 穂34歳: 野間 峻祥38歳: 秋山 翔吾平川と同世代かつ最年少だった田村が、戦力外によって姿を消しました。 上記にリストアップしたのは純粋な外野手登録の選手たちですが、ご覧の通り「質」・「量」ともに致命的に不足しています。あまりにも絶対数が足りないため、今季は外野手登録以外の選手(佐々木、佐藤啓介、辰見、林、二俣)を外野の穴埋めに回して凌いでいました。 この中では佐々木の外野起用が比較的多かったものの、チーム事情を考えれば来季はサードに固定して起用してくるのが筋でしょう。どちらにせよ、外野の絶対数が不足している現実に変わりはありません。 普通に考えれば、今季一軍出場のなかった26歳の中村貴浩あたりは戦力外にするか、百歩譲って人員不足を意識するにしても育成再契約へ落とすのが妥当な判断です。それをすら行わず支配下のまま放置するのであれば、本格的にこの球団のフロントの「血の入れ替えに対するやる気のなさ」を痛感させられます。同世代(26歳枠)には久保や名原を含めて3人いますし、今季はその名原の台頭もあったわけですから、ドライに整理して枠を空けるべきです。野間(34歳)に関しても、本来なら成績や年齢的に相当厳しい立場へ追い込まれるべき位置にいるのですが、ぬるま湯体質のこの球団であれば何食わぬ顔で来季も残留・延命することでしょう。あとは……あえてここでは個別の名前を伏せますが、この外野陣の中に「まだ例のゾンビ事件(薬物不祥事)の余波や捜査線上に挙がりそうな選手が潜んでいるのではないか」という不安が拭えない点です。もし黒判定が出たなら出たで、スパッと切って新たな補強に動くしかありませんが。 総括として言えるのは、外野陣の絶対的な人数不足と、ドラフトでの高校生・大学生外野手の獲得が急務であるという点です。 即戦力を求めるのであれば、年齢構成的に空洞となっている24歳前後の世代に該当する「大卒社会人外野手」の指名であっても全く問題ありません。具体的な補強ターゲットとなる選手名については、少し長くなりそうなので次回の記事でじっくり書いていこうと思います。

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