ハーン再契約のニュースを挟みましたが、今回は広島の先発陣の惨状について、前回の続きを語ります。「九里が抜けた分、若手の成長に期待する」フロントはそう言いましたが、結果として九里が投げていたイニングが丸々抜け落ち、先発5人体制という異常事態に陥りました。まずは、その5人の内訳を見てみましょう。床田寛樹:170イニング。エースとしての役割は果たす。森下暢仁:最後は登録抹消されたものの150イニング。及第点も期待値からは程遠い結果。大瀬良大地:134イニング。前年から20イニング減。6回が限界の投手ですから、これが精一杯でしょう。森翔平:132イニング。唯一、期待以上の働きを見せました。彼がいなければ最下位だったと言っても過言ではありません。玉村昇悟:88イニング。早期降板や離脱が多く、計算が立ちません。来年は100イニング以上投げないと「遠藤コース」まっしぐらです。 ここからは、まともにイニングを消化できなかった「期待外れ」の面々を挙げていきます。1. 外国人枠の失敗:ドミンゲス6試合(うち5試合先発)で26イニング。彼が大外れだったダメージは計り知れません。それ以上に、外国人4人体制で良しとしたフロントは糾弾されるべきです。しかも何の反省もなく、来年もターノック1枚。学習能力がないのか、直す気すらないのか。やる気のなさが透けて見えます。 2. 期待外れの元ドラ1:常廣羽也斗2年目も「現役大学生続行中」のような状態が話題になるだけとは。素材型とはいえ、競合ドラ1が2年経ってこの結果は、完全に想定外です。 3. 期待を裏切った即戦力候補:佐藤柳之介私は普通にローテに入り、二桁勝てると思っていました。ドラフト直後の段階では、常廣よりも即戦力適正は高かったはず。もう少しチャンスを与えても良かったのではないでしょうか。 4. 指標が物語る現実:アドゥワ誠前年100イニングを超えていたアドゥワが、19イニング止まりだったのも痛い。ただ、以前から言っている通り、彼の投球内容や指標はかなり「上振れ感」がありました。典型的な隔年投手ですし、今のスタッツでは結果が出ないのも妥当かもしれません。 5. 未完の大器:斉藤優汰キャンプ時は常廣と同じくらい持ち上げられていましたが、最近は地元メディアがプッシュしても、実戦での結果を見ないと信じられません。高卒とはいえ、3年経って芽が出ないようでは、プロの世界は厳しいと言わざるを得ません。 九里の穴を埋めるどころか、崩壊の足音が聞こえる先発陣。 皆さんの中で、今年一番「期待外れだった」と感じる先発投手は誰でしょうか? ぜひコメントで教えてください。
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