衝撃の4人同時戦力外から1日。球団の「切るタイミング」の限界と、松田家居直り答弁

衝撃の4選手同時戦力外発表から1日が経ちました。 昼の一般ワイドショーでも取り上げられているほどですから、事態の凄惨さが伺えます。 事件の経過をずっと追ってきたコアなファンと、ニュースで初めて知った一般層とでは受け止め方にズレがあるでしょう。 発表から1日が経ち、少し頭が整理できたので思うところを書いていきます。 ネット上でよく見かける意見として、「球団の切り捨てる判断が遅すぎる」という批判があります。 普段からフロントに対しては極めて批判的な私ですが、現実問題として「バッサリ切る」という結論を出すのであれば、このタイミング(戦力外通告期間の開始)しか存在しなかったのだろうと捉えています。 常に後手後手で選択を誤り続けるこの糞フロントとしては、このタイミングで踏み切ったこと自体は思い切った決断でした。 もしこれより早い段階で切っていた場合、それこそ選手会が黙っていなかったはずです。 「クロと確定したわけでもないのに首を切るのは不当だ」と、労働組合たる選手会は選手擁護に走ったことでしょう。 逮捕・起訴された羽月のように一発でアウトな存在なら、簡単に切り捨てられたのでしょうが。 しかし、この10月1日というタイミングであれば、警察の処分や疑惑のシロクロに関係なく「戦力外通告」という形で合法的に整理できます。 だからこそ、球団は「信頼関係の破綻」という言葉ですべてを片付けたわけです。 矢野・前川の2人については、警察から家宅捜索を受け、9月27日には書類送検までされています。 起訴・不起訴の判断は別としても、プロ野球選手として一線を完全に超えていたため、戦力外になるのは必然であり理解できます。 それだけに、首位打者の小園や将来の大砲候補・田村にまで処分が及んだことが、多くのファンにとって最大の衝撃だったはずです。 解雇発表後、4人がそれぞれ行った立ち囲み取材の様子を見ましたが、ある意味であの対応を見せられたことで吹ん切りがつきました。 小園を筆頭に、あの投げやりな応対では、野球ファンから到底擁護の意見など得られません。 20代の若者が人生の危機に直面してパニックになっていた側面はあるにせよ、プロであり社会人である以上、あの態度は世間に受け入れられるものではありません。 無実を主張しながらも肝心な部分をボカしており、あの会見を見て「完全に無実だ」と信じ込める人間は皆無でしょう。 当然ですが、ここまでの球団の一連の対応に厳しい批判が飛ぶのは当然です。 捜査権がないとはいえ、経過の説明や情報発信をほとんど行わなかったからです。 これは今回の薬物不祥事に限った話ではなく、過去のバティスタドーピング問題やあまたの週刊誌報道の際も、問題が起きるたびにまともな表立った説明を一切してきませんでした。 球団の成績低迷以上に、「自分たちの保身」を最優先している姿勢をファンは見透かしています。 菊池の件だけは棚に上げてスルーしていますが、ゾンビタバコや反社との交友という致命的な汚点に対して、選手側のけじめはつけさせました。 ならば次は、選手にけじめをつけさせたフロント側のけじめが必要不可欠です。 選手個人の不始末だけでなく、先述したような不祥事への雑な後手対応を重ねてきた結果が今の破綻なのですから。 老害だらけで時代遅れの体質を変えない限り、この球団に未来はありません。 様々な報道を見る限り、鈴木本部長自身は辞めたがっているようですね。 これは辞意を示しながら引き留められている新井監督と全く同じ構造ですが、彼らを辞めさせずに囲い込んでいる根源こそが「松田家」というすべての悪の元凶です。 最近の松田元は表舞台から逃げる場面が増え、オーナー代行が前面に出ることが多くなりました。 一時期は世代交代に期待する声もありましたが、近年ある程度の権力を持って動いている姿や、昨日の発言を見ても到底期待などできません。 「来季一丸となってやっていくことで責任を果たす」 ……不祥事を起こした政治家の居直り答弁そのものです。 この人間に変革など期待できません。 松田家としては「一丸」のつもりでしょうが、選手がそれに応えるはずもなく、ファンがついていける状態に復帰できたとは到底思えません。 ただ、これでハッキリしたのは今オフのドラフト戦略です。 主力二遊間が一気に消滅したことで、物理的に野手の層が崩壊しました。 しかも皮肉なことに、今年は二遊間の候補が不作と言われる年です。 今後のブログでは、このドラフトや補強の話題を中心に書いていきます。 最後に。今回の不祥事処分で4人が戦力外になったのとは別に、通常の戦力外通告もさっさと発表してほしいものです。 明らかに戦力になっていないベテランや不振選手が山のように残っているのですから。 ドラフトや補強の戦略は、不要な戦力をしっかりと削ぎ落とし枠を空けた状態から始まるものです。 「人数が回らないから」などという理由で使えないベテランをそのまま置いておくなら、それは球団が変わる気などさらさら無いことの証明です。 本気で変わるつもりがあるのなら、ファンが納得できる明確な「血の入れ替え」の形で示してもらいたいものです。 まあすでにそのベテランはたいがい残す判断をしている以上、通常の戦力が期も期待できませんが…

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