広島の大瀬良大地が、9月24日の巨人戦で2点リードの8回に登板し、1安打無失点で3ホールド目を記録した。丸、続く打者から連続三振を奪った後、泉口の打球を右足裏に受けるアクシデントがあったが続投。さらに若手捕手・清水叶人の2球連続捕逸で走者を三塁まで進めたものの、ダルベックをフルカウントから149キロの直球で空振り三振に仕留めた。
大瀬良は打球直撃や捕逸という想定外が重なっても、失点を防ぐことに意識を集中させた。捕手を責めず、自分がカバーするという姿勢を示した点は、35歳の経験と救援陣での役割をよく表している。新井監督も直球の力が戻りつつあると評価しており、真ん中付近でも空振りを取れた球威は明るい材料だ。
先発として実績を積んだ投手が、終盤の緊迫した場面でも落ち着いて試合を締める姿は心強い。ミスが起きた直後にベテランが若手捕手を救った経験は、清水の成長にもつながり得る。勝ちパターンの選択肢が増えれば、終盤の継投にも余裕が生まれる。
捕逸が続いたこと自体は守備上の課題であり、結果が無失点だったからといって軽視はできない。打球を受けた右足について本人は問題ないとしているが、その後の状態は継続確認が必要だ。直球の回復も、この1打席だけでは完全復調とまでは言い切れない。
大瀬良の登板間隔と身体の状態、直球の球威が続くか、清水が捕球面の反省を次の出場でどう生かすかを見守りたい。
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