広島は9月24日の巨人戦で、前日に一軍昇格した高卒4年目の清水叶人を今季初めて先発捕手に起用しました。清水のスタメンは昨年10月3日のヤクルト戦以来で、中5日で7勝目を狙う森下暢仁とバッテリーを組みました。また、代走だけでシーズン26盗塁のプロ野球記録を作った辰見鴻之介が、5月30日以来となる今季5度目の先発に入り、2番・二塁を任されました。
清水は守備負担の大きい捕手として先発投手を支える役割、辰見は代走の専門性から先発野手へ仕事を広げられるかを試される起用です。打順は佐藤啓介、辰見、中村奨成、坂倉将吾と続き、若手や新しい組み合わせを前面に出しつつ、森下で勝利を狙う意図がうかがえます。
消化試合に近い状況でも、若手に経験を積ませるだけでなく、主力投手との実戦で能力を確認できるのは有意義です。実際に森下は6回1失点で7勝目を挙げ、清水とのバッテリーは先発の役割を果たしました。
先発起用は将来の定位置を保証するものではありません。清水は試合後半に捕逸があり、辰見も打撃面では継続的な検証が必要です。一方で、一試合のミスや無安打だけで捕手能力や二塁適性を決めつけるのも早計です。
清水が複数の投手と組んだ際にも安定した捕球・送球・配球を見せられるか、辰見が走力を生かしながら出塁と守備の精度を上げられるかが焦点です。残り試合で同様の先発機会があるかにも注目です。
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