広島は9月24日の巨人戦に3―1で勝利し、森下暢仁が6回5安打1失点でチームトップタイの7勝目を挙げた。今季初の中5日で108球を投げ、四、五回に得点圏へ走者を背負いながら最少失点で切り抜けた。8月14日以来の白星で、新井監督も内容を高く評価している。今季初先発マスクの清水叶人とは初バッテリーだったが、森下は構えの安定感や従来とは違う配球を好材料として挙げた。
森下は8月の再昇格後、7試合すべてでクオリティースタートを記録しながら、援護に恵まれず勝ち星が伸びていなかった。今回も派手な奪三振ショーではなく、ピンチで粘って試合を壊さない投球が勝利につながった。坂倉の登場曲を自ら使用し、その坂倉が決勝2ランを放ったというエピソードには、投打の信頼関係も表れている。
結果が出ない期間にも安定した投球を続けていた先発に、ようやく打線の援護が伴った。若い清水との組み合わせで勝てたことも、残り試合や来季の選択肢を広げる材料だ。森下が中5日でも役割を果たした点は、日程が詰まる局面での安心感につながる。
1試合の好結果だけで中5日運用や新バッテリーの相性を断定はできない。108球を投げた後の回復状態や、今後も同じ安定感を保てるかは見極めが必要だ。また、援護不足という課題が恒常的に解消したわけでもない。
次回登板までのコンディション、清水との配球の変化、そして打線が先発投手を継続的に援護できるかに注目したい。
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