
9月24日のカープは、マツダスタジアムで巨人に3―1で勝利しました。前日は終盤に逆転を許しましたが、この日は森下暢仁が粘り、坂倉将吾の一発と勝田成の適時打で主導権を握りました。若い選手を起用しながら、投打の軸と救援陣が支えた、次につながる一勝です。
先発の森下は今季初の中5日でマウンドに上がり、6回5安打1失点、108球で7勝目。得点圏に走者を置いた場面でも踏ん張り、自身の連敗を4で止めました。森下は「先に点を与えない」ことを意識した趣旨を振り返り、新井監督も41日ぶりの白星に安堵を示しています。
打線は4回、中村奨成の二塁打に続き、4番・坂倉が初球を右翼席へ運ぶ14号2ランで先制。坂倉にとって8月30日以来の本塁打で、打点は自己最多に並びました。6回には新人の勝田が右前適時打を放ち、貴重な3点目。監督もこの追加点を高く評価しました。
森下、坂倉という中心選手が役割を果たしたうえで、勝田が結果を残したことが大きな収穫です。終盤は島内颯太郎、大瀬良大地、栗林良吏が無失点でつなぎました。大瀬良は8回を3者連続三振。慣れない救援登板でも力を示し、接戦を締める形ができています。
また、前日に今季初昇格した清水叶人が先発マスクを任されました。8回には捕逸が続く難しい場面もありましたが、大瀬良とともに無失点で切り抜けました。経験の浅い捕手を実戦で育てながら勝てた点は、残り試合だけでなく来季を見据えても前向きな材料です。
清水の捕球には改善の余地があり、打線も序盤は三振が重なりました。一方で、一試合のミスだけで若手を評価するのは早計です。中村奨成は頭部付近への死球を受け、治療後にプレーを続けました。現時点で深刻な状態を示す公表情報は確認できませんが、今後の状態は丁寧に見守りたいところです。
25日もマツダスタジアムで巨人戦が予定されています。連勝へ向け、先発陣が試合をつくり、坂倉や中村奨成、勝田らが得点につなげられるかが焦点です。清水を含む若手の起用と、役割が変わる救援陣のコンディションにも注目。勝敗だけでなく、来季の戦力につながる内容を積み重ねたい一戦になります。
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