
10月20日は、若手の粘り強さとベテランの来季準備が同時に見えた一日でした。みやざきフェニックス・リーグでは最大4点差を追いついてハンファと5-5。渡邉悠斗と西川篤夢が打線をけん引しました。一方、中崎翔太の右膝手術も発表され、復帰までの経過を慎重に見守る必要があります。
フェニックス・リーグのハンファ戦は5-5の引き分け。先発の竹下海斗は三回に打者一巡で4失点し、四回にも1点を失って6回5失点でした。ただ、打線は三回に仲田侑仁と渡邉の連続適時打、五回に渡邉の2本目の適時打、六回に佐藤啓介の適時打で追い上げ、七回に西川の適時打で同点。序盤の劣勢から試合を戻した点は収穫です。
球団は、中崎が広島市内の病院で右膝内側半月板囊腫切除術と関節鏡視下右膝内側半月板部分切除術を受けたと発表しました。球団発表では復帰時期は未定です。今季は27試合で6ホールド、6セーブを挙げ、通算100ホールド・100セーブも達成しただけに、まずは回復を最優先にしてほしいところです。
渡邉は2試合連続の4安打で、この日は2打点。好調を一試合で終わらせず、得点機でも結果を残しました。西川も3安打2盗塁に加え、同点適時打を放ち、打撃と走塁の両面で存在感を示しています。七回以降は高橋昂也、アリア、黒原拓未が各1回を無失点に抑え、反撃後の流れを守りました。
一軍組では大瀬良大地が来季へ向けた肉体強化に着手。現在約91キロの体重を95キロまで増やし、球速と球質の向上を目指しています。秋季練習は免除されても自主トレでフィジカル強化を続け、「まだ伸びしろがある」と前を向く姿勢は心強い材料です。
名原典彦は、内外角低めを強く振ること、三塁打の増加、守備のイージーミス削減を来季へのテーマに設定。今季は83試合に出場し、4三塁打を記録しました。持ち味の走力を生かしながら、走攻守の総合力でレギュラー争いへ挑みます。
竹下は三回に集中打を浴び、試合の主導権を渡しました。打線が追いついたこととは分けて、複数失点した回の組み立てや立て直しは次回登板への課題です。また、中崎について一部報道では来春キャンプに間に合う見込みとされていますが、球団発表は復帰時期未定。焦らず、今後の公式な経過を確認したいところです。
FA権を取得した床田寛樹、森下暢仁、坂倉将吾には新井監督が自身の思いを伝えたと報じられていますが、去就はまだ決まっていません。獲得調査や契約条件を巡る報道と、本人・球団の正式発表は区別して受け止める必要があります。
フェニックス・リーグでは渡邉と西川の好調が続くか、竹下が次の登板で修正できるかに注目です。中崎の回復状況、大瀬良と名原の強化過程に加え、22日のドラフト会議へ向けた球団の最終判断も大きな焦点。期待と不安の両方がある時期だからこそ、確かな発表と実戦内容を丁寧に追っていきましょう。
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