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鯉のオッサン達が躍動。タイムリーなしで6点取って連敗ストップじゃ!(6/5日ハム2回戦6-0)

鯉のオッサン達が躍動。タイムリーなしで6点取って連敗ストップじゃ!(6/5日ハム2回戦6-0)

正直なところ日ハムさんに3タテ食らってそのまま大型連敗に突入しちゃうかなと思っておりました(苦笑)。鯉諸君の皆様ホントすいません。見事に6対0の快勝。交流戦の分水嶺という意味でも、ペナントレースという意味でも、とても大きな勝利だったように思います。 苦しい苦しい5連敗中の鯉でしたが、今日は鯉のオッサン連中の皆様が頑張ってくれたと思いますわ。因みに、今日の両チームのスタメンの年齢構成を比べてみると凄かったです(苦笑)。30歳以上がずらりと並ぶ鯉のスタメンに対し、なんだか「全員23歳かよ!」みたいに見える日ハムさん。いやぁピチピチで眩しい限りですなぁ(笑)  (広島) (日ハム) 秋山36歳    水谷23歳 野間31歳  水野23歳 小園23歳    郡司26歳 末包28歳    マル28歳 田中34歳  田宮23歳 菊池34歳  万波24歳 矢野25歳  松本30歳 會澤36歳  上川畑27歳 森下26歳  伊藤26歳 しかしながら、今日はこの鯉の30代のオッサン連中、いわゆる三連覇時代のレジェンドの皆様、まぁ口の悪い方には「過去の栄光にしがみつく老害たち」とか呼ぶ方もいらっしゃいますが、そんなおっさん達が頑張ってくれましたわ。 まずは秋山先輩。初回いきなり先頭打者ホームランでございます。日ハムの先発投手は今季4勝0敗と好調な侍ジャパン投手の伊藤大海クン。その初球ストレート148キロを振り抜いた秋山先輩の打球がグングン伸びてそのままバックスクリーン横のスタンドに突き刺さりましたわ。前日のゼロ封された試合から一転して、今日はいきなり先制ホームラン。更には追加点を挙げた6回の攻撃の口火を切ったのも、この回先頭の秋山先輩のセンター前ヒット。頼りになりますぜ! 野間クンもいい働きしてましたよ。6回は出塁した秋山先輩を1塁に置いて、送りバントかと思いきやベンチの指示は強行策。ここで野間クンが追い込まれながらも華麗なる流し打ちで三遊間を抜くヒットで繋いだんですわ。あっぱれの打撃でしたわな。で、無死1.2塁となってから、小園クンの送りバントを伊藤大海クンが1塁へ暴投して追加点!という流れになっていきました。 更には會澤先輩。8回の「貫禄でもぎ取った押し出し四球」も見事でしたが、今日のアツ先輩はなんといっても森下きゅんを無失点ピッチングに導いてくれた冴えわたるリードですかな。絶体絶命のピンチの場面でチェンジアップやツーシームで「狙って空振り三振を取りに行く」あの感じ、見ていて痺れまくりのバッテリーの呼吸でございました。そして特筆すべきは、5回表1死1塁から今季12盗塁の松本剛クンが盗塁を仕掛けた場面。捕手のアツさんは別に強肩!というほどではなく(むしろ弱肩)、この時の2塁送球だってレーザービームでもなんでもない緩めの送球なのですが、逆にコントロールが素晴らしくまさに「どストライク」の送球でして、松本クンも2塁で見事にタッチアウト!このプレー大きかったです。あっぱれ!アツ先輩。 そしてコースケさん。ソフトバンク3戦目9回表の起死回生の同点3ランの記憶がまだ鮮明に新しいのですが、今日も大事な局面で犠牲フライを2つ。きっちりと仕事をしてくれましたわな。というか、試合後のお立ち台でのインタビューでのコースケ先輩の「強い言葉」が素晴らしかったです。「今日の僕の打席を見て、若い選手がどう感じてくれたか。ヒットじゃなくても点は取れるということを僕は常に意識しながら打席に立っている」いやぁ痺れる言葉でございます。今日はファーストでも堅守を見せてくれたコースケ先輩は「僕はまだまだベテランじゃないと思っている」と。いつまでも若々しいリードオフマンっぷりを見せてくれ、コースケさんよ。 最後のオッサンは背番号33。まぁ打撃面では肝心なとこでキャッチャーフライを打ち上げるポップマン全開でしたが(苦笑)、今日も守備面で魅せまくってくれましたわな、6回表は菊池劇場エリア33のオンステージ開幕でございました。1対0と僅か1点リードで迎えた6回表、先頭のピッチャー伊藤クンがショートへの内野安打、続く水谷クンがセンター前に転がして無死1.2塁の大ピンチとなります。ご存知の通り、ここから森下きゅんがギアチェンジして踏ん張りまくってゼロに抑えたのですが、まさにエリア33発動!でございました。 まずは2番水野クンを空振り三振に斬って1死1.2塁とすると、3番郡司クンを追い込んでから、胸元へのカットボールで勝負する鯉バッテリー。因みにこれは明治と慶應の意地の対決(笑)。で、見事にどん詰まりの打球になったのですが、これがフラフラとセカンドの頭を超えてライト前にポトリと落ちそうな小フライになっちまいます。やばいぞ同点タイムリーか?と思いきや、この打球に後ろ向き背走で猛然とチャージをかける背番号33。伸ばしたグラブの先でこの白球を見事にキャッチする34歳のオッサン(褒めておりますよ)。あっぱれ以外のナニモノでもございません。 更に2死1.2塁で打席には4番マルティネス。森下の3球目カットボールを痛打した打球はライナー性のピッチャー返し。森下が伸ばしたグローブの先を抜けてセンター前に転がっていきます・・・。うわぁやっぱり同点か・・・。が、しかし。2塁ベースの少し右の遥か後ろの方、センターの前の芝生のところに何故だか分かりませんが菊池先輩が守っております(笑)。嘘でしょ。なんというポジショニング。2塁ベースとセンター守備位置の中間地点くらいのところで菊池先輩がこの打球をキャッチ、2塁へ送球してアウト!でございます。ニューズ映像でもたくさん流れてる場面ですので見てみてください。信じられない場所に背番号33のオッサンが守っております(笑)。 秋山、野間、會澤、コースケ、菊池。まぁ世代交代の必要性が叫ばれる中で、若手ではなく彼らを起用した試合で結果が出せないとすぐに「老害、お荷物、三連覇の亡霊達を試合に出すんじゃねぇ」などと罵詈雑言が並ぶのですが、今日のような勝負への献身性と存在感の大きさを見ると、やはり苦しい時こそ、彼らのような「おっさんず」のチカラが必要だよなあとしみじみ思ったりしましたわ。 もとい。 とはいえ、今日はやはり森下クンでしたな。8回無失点ピッチングで連敗ストッパーの役目を果たしてくれました。無四球というのも素晴らしいです。失点を覚悟した大ピンチの場面も二度ありましたが、水谷クンや水野クンの打席で「狙って三振斬り」に仕留めた技量があっぱれでございました。これで5勝目になりますかね。MLB を視野に入れるならば今季は最低10勝、できるなら15勝とタイトルを狙ってる森下クンだと思います。どんどん勝ち星を積み上げて欲しいですな。 とりあえず連敗が止まってホントにホッとしましたわ。しかし冷静に考えると、6点も取ったというのに最後まで「タイムリー」が出ませんでしたな(苦笑)。1点目がホームラン、2点目は相手の失策、3点目と4点目は犠牲フライ、5点目が押し出し四球で、6点目がワイルドピッチ。まだ「タイムリー欠乏症」のトンネルは抜け出してないんですかね(笑)。とはいえ小園クンにいい感じの打球が戻ってきて猛打賞でしたので、明日はタイムリーを期待しましょうか。 とにかく勝ってよかったです(涙)。 ↓クリックお願いします。 にほんブログ村

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