広島東洋カープの未来を担う若き主力たちが、相次いでFA権取得の時期を迎えようとしている。エース候補、守護神、中継ぎの要、そして捕手陣。さらには今季レギュラーの座を掴んだ外野手も。彼らの去就が、広島の再生を左右することになりそうだ。今回は、広島でFA取得間近の選手を取り上げる。(文・シモ)[1/6ページ] 森下暢仁 広島東洋カープの森下暢仁(写真:産経新聞社) ・投打:右投右打 ・経歴:大分商 – 明治大 ・年齢:28歳 ・国内FA取得までの一軍登録日数:残り1年と2日 ・今季成績:22試合登板、6勝14敗、防御率2.48 @media (min-width: 768px) { #sp-ad, .sp-ad { display: none; } } 森下暢仁は、2027年に国内FA権を取得する見込みだ。 ルーキーイヤーの2020年に、10勝3敗、防御率1.91の成績で新人王を獲得した森下は、プロ3年目にも10勝をマーク。昨季も10勝を記録し、3度の2桁勝利を挙げている。 また、打者としても非凡なセンスを見せ、プロ通算6年間で18打点と打撃力の高さを発揮。2022年には7打点をマークしている。 しかし、今季の森下は打線の援護に恵まれなかった。月別の防御率が平均して2点台と好投しながらも、勝ち星が付かない状態が続いた。 6月20日の楽天戦から8月9日の中日戦まで8連敗という、不名誉な記録を残すことにもなった。 自身の連敗は、8月16日のヤクルト戦の勝利でストップ。だが、右肩の炎症で8月24日に登録抹消され、そのままシーズン終了となった。 結果、今季の成績は、22試合に登板して6勝14敗、防御率2.48。好投が報われない成績に終わった。 @media (min-width: 768px) { #sp-ad, .sp-ad { display: none; } } 2028年には、早ければ海外FA権も取得する森下。昨季の契約更改の際には、メジャー挑戦への思いを口にしているだけに、3年後の海外FA宣言の可能性もゼロではない。 実績のある投手なだけに、球団としては流出を防ぎたいところだ。 【次ページ】 3年連続50試合登板の鉄腕、再来年オフの判断に注目
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